求めないは加島祥造が書いた本である。
求めないは大きな本ではない。
手よりも少し大きいくらいの本で、ページ数も200ページくらいである。
内容は詩といったらいいのだろうか。
求めないという一言が一ページに書かれているページもある。
そして求めないという言葉が繰り返し本の中に出てくる。
作者が最初に書いているが、この本でいう求めないというのは、
全ての物を求めないという意味ではない。
自分にとって必要な物は食べ物などは求める必要があると書いてある。
体が求めるものは必要だが、頭はついあれこれと
求めるので、体の声を聞く必要があるようだ。
作者は体と書いてあるが、心についてもいえるのではないだろうか。
心の持ち方で人間の気持ちはずいぶんと変わる。
あれもこれもと求めすぎて、求めたものが得られないと失望して、
悪い結果を招くのではないだろうか。
求めないと与えられなくても失望することはない。
求めるということは依存しているともいえる。
食べ物のように生きていくために必要なものは求めなくてはいけないが、
人間はほっておくとたしかに求めすぎていると思う。
人間の欲望には限りがないと思う。
自分の生活でもあれこれと求めすぎていたような気もする。
本当に必要なものだけを求めたいと思った。
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